アート土門拳"女人高野室生寺"展/ノエビア本社ギャラリー
(2010年3月15日訪問/3月28日記載)
入口 >トップメニュー >美術とCG >現ページ

 またまた、ノエビア銀座本社ビルのギャラリーに寄りました。今回は土門拳さんの「女人高野室生寺」展。写真撮影禁止だったので、入口のポスターの写真だけ載せておきます。

土門拳「女人高野室生寺」展 

土門拳 古寺を訪ねて―斑鳩から奈良へ (小学館文庫)

新品価格
¥905から
(2014/11/9 22:28時点)

 

筑豊のこどもたち

新品価格
¥2,916から
(2014/11/9 22:29時点)


 土門拳さんの写真は、やっぱり力強いですね。うちの親父殿は長年写真をやっていて(僕も最初は親父殿から写真の"いろは"を教わった)、実は親父殿がこの土門拳さんの写真のファンで、高価な馬鹿でかい写真集が自宅に何冊もありました。その頃眺めていた土門拳さんの写真の印象と言うと、市中の人々をそのまま撮ったリアルな写真と言う印象が残っていますが、今回の"女人高野室生寺展"のお寺や仏像の写真は、子供の頃のイメージと違い、じっくりと手間と時間をかけて撮影に取り組んだ印象を受けました。被写体が動いている時にはそのままアレンジを加えずにリアルに切り取り、人が作った動かない仏像やお寺ははじっくり撮る。やっぱり凄い写真家なんですね…。