国立近代美術館分館…の隣の相模原市立博物館
(2009年11月10日訪問/11月15日記載)
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ご存知"国立近代美術館"ですが、神奈川県相模原市に分館があるのをご存知でしょうか?映像フィルムを保管する場所なのですが以前から興味があって、11月10日にとある用で相模原に行った折に、この分館に寄ってみました。ところがこの分館、やっぱり単なるフィルムの保管所で、見るべき展示や映写はまったくなく、そもそも"関係者以外"敷地内に立ち入り禁止(笑)。貴重な映像を見たければ、東京駅に程近い同美術館のフィルム・センターに行きましょう!色々な記念展示や上映をしてます!
国立近代美術館・相模原分館
さて、分館には入れなかったので、気を取り直して、その真隣りにある相模原市立博物館に入りました。「ええ!?これで市立なの!?」と驚くぐらい、立派な建物(箱物)。プラネタリウム上映施設もあるんです。立派。
相模原市立博物館
こう言う立派な箱に限って、たいてい展示内容のレベルがそれにそぐわずチープな展示だったりするのだけれど、この市立博物館は展示内容もかなり立派です!基本的に、神奈川県内で発掘された遺跡の展示や、地理、歴史、生活の変遷の様子等の展示なのだけれど、展示の仕方や内容がとにかく良く出来ている。実寸代の農家の復元や、精巧な農家のミニチュアモデルは必見!
室内に再現した丘陵の様子や、剥製、ジオラマ、歴史的価値のある文献、石碑、etc.エトセトラ…見所満載!単なるパネル展示でお茶を濁しているようなチープな展示とはレベルが違います。展示が上手いので子供も興味を持って、それなりに楽しめると思います。しかも、プラネタリウムも見られるのです。市立で、よくぞここまでやった!と賛辞を贈りたい…けど、予算もかなりかかっているんだろうな~
この市立博物館は、常設展示を持たないどこぞやの有名な美術館より遥かに立派な展示内容です。
展示物の一例
わが町"草加"にも歴史民俗資料館がありますが、相模原博物館とは展示内容のレベルと予算のかけ方がまったく違います(苦笑)。