アートジミー大西展/銀座三越
(2008年9月8日訪問/11月2日記載)
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 三越は、色んな特別展示しますね。最も間近で行ったのは、新宿のジブリ原画展かな…(と言ってもけっこう前の気がする)。今回、銀座三越にて"ジミー大西・夢のかけら展"を見てきました。画集出版記念だそうです。

銀座三越のライオン像
銀座三越のライオン像

 ジミー大西さんの絵画で、僕がまず思い起こすのが"第一勧業銀行の通帳"…僕も持ってました(※下の写真)。
 その後の活躍は、時折テレビで見るだけで情報はあまりなく(例えばL.A.でのバスのペインティングやら、海外での放浪など)、新しい作品はあんまり知らなかったのですが、もの凄い活躍をされていたのですね。タンカーにまで描いていたとは

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 身近なところでは、ワインのボジョレーのラベルやコーヒーのイラスト、それにお台場でいつも見る"アレ"もジミーさんだったんですね。あの独特な色使いと画面構成は、やっぱり天性のもの。理屈を捏ね繰り回してどうこうする世界ではなくて、彼自身の世界。下手とか上手いとか、遠近法がどうとか、そう言うレベルで語る絵じゃなくて、例えて言うと…そう、アンリ・ルソー的な感じ…?どんな世界でも、天然には勝てないと良く言われる…本人は狙っていないから、他人が計算でそれを産み出す事はとても困難。

ジミー大西画伯デザイン通帳←僕が使っていたジミー大西画伯デザインの通帳

 ジミーさんは、タレント時代は計算による笑いと言うよりは、(絵と同じで)やっぱり天然系のお笑いだった気がする。絵で成功を収めつつあり、タレント活動は引退し、"天賦の才能"+"日々の努力"により今は創作活動一本で生きているジミー大西さん。子供の頃、通知表が「1、2、1、2…」だった僕にとって、勇気付けられる事実である。