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沖 縄 (1996年訪問/1997年12月記載)

 沖縄へ行ったのは、1996年の暮れも押し詰まった12月のことである。何故、忙しい年の瀬に、しかも季節外れの沖縄に行ったのか?実は、とあるお弁当屋の懸賞に当たってしまったのである(^^;;;)。とにかく、日航機に乗り込んだ私は、4日の真夜中に沖縄到着。宿は一流の「日航グランドホテル」。しかし、山側で沖縄の夜景が見られない…。
 飯を食いに、1時間ほど外をウロウロ。顔に雨がポツリ、ポツリ、嫌な予感が…。


雨の国際通り 雨の国際通り

雨の首里城守礼門 雨の首里城守礼門

 首里城公園にて


 翌朝、嫌な予感は的中。ホテルを出た時は曇り空だったが、しばらく歩いていると雨が降り始めた。傘を持っていなかったので、ホテルへ引き返そうとも思ったが面倒なので、そのまま歩いてしまった。ここが間違いの元だった。雨足は次第に強さを増し、私はどこかの店の軒下から動けなくなってしまった。少しづつ移動し、結局ずぶぬれになってコンビニに到着。傘を買う。そして、滝のような大雨に変わり、もうずぶぬれのまま「どうにでもなれ」ってな気持ちで、港へと歩く。

 その日の予定に入れていた珊瑚ツアー。ツアー船に乗り込み、珊瑚礁を見る。でも、雨なので海の中に陽の光が入らず、一面グレーの世界。本当は鮮やかなんだと思うけど、残念。午後は国際通りで買い物をし、那覇市内の名所をいくつか廻る。夕方、ホテル近くの首里城を散策した。夜、エレベーターホールから、無理矢理夜景を眺める。美しい夜景であった。

沖縄の夜景 沖縄の夜景

名護のパイン園 名護のパイン園


 翌日、バスに乗って沖縄各地を巡る。いつも自己流の旅で、ツアーバスはあまり乗ったことがないので、逆に新鮮。なんとか、曇天ではあるが雨は降っていない。パイン園を見学。パイナップルがおいしい。その後、昼食をどこか(どこだっけ?)で採って、沖縄記念公園へ。風が強く、少々肌寒い(でも、12月でこの気候なら十分暖かいと思う)。オキちゃん劇場で、イルカのショーを見る。大人でも、自然と楽しめるのだなあ。イルカとは、そのうちちゃんとお友達になりたい。

曇っていても沖縄の海は青い 曇っていても海は青い

イルカ達 イルカ達

 その後、万座毛や琉球村へと行く。琉球村では、あの有名な「ハブvsマングース」の戦いを見る。まあ趣味のいい見せ物とはいえないが、両者の命のかかった戦いは見届けたよ。マングースがいつも勝つとは言えないらしいが、今回はマングースの勝ち。

琉球村< 昔を今に伝える琉球村

マングース対ハブ マングースvsハブ

 バスは、プラザハウスやさんごセンター等の買い物拠点をしっかり廻って、空港へ向かう。バスガイドさんはまだ若かったが、沖縄の悲惨な歴史をしっかり伝えていた。戦時中は、旧日本軍に本土防衛の盾代わりにされ、戦後は米軍基地があるゆえの様々な問題に悩まされ続けてきたのである。

 バスは、那覇空港に到着。夕方、空港から飛行機は飛び立ち、街の灯が次第に小さくなっていく。青い空、青い海よ。今度は、やっぱり夏に来よう…。


沖 縄:沖縄県は、沖縄諸島一帯をさす。北東端にある沖縄島が中心。沖縄島は、第二次大戦時は激戦地となり、戦後は合衆国の軍政下にあったが、1972年に日本に復帰した。現在も、沖縄島は米軍用地が広大な面積を占める。パイナップルやサトウキビなどが特産品。県庁は、那覇市。面積2,245平方km(沖縄島の面積は、1,185平方km)。