長 野 (1998年 8月記載)
長野は広い。北は新潟の境から、南は愛知の境まで。そして数多くの県と接しているのだ。埼玉が長野と接していると言うと、えっ?と思われる方も多いかも知れない。長野方面は、本当に良く行く。回数も分からないほど。中でも長野市と戸隠村は、私にとってとても記憶に残る場所である。
戸隠にて
喜多郎さんと
戸隠に行ったのは、大学時代の友人の紹介で。戸隠は、戸隠中社があり宿坊町であり、かつ豪雪地域である。私のバイト先は、蕎麦屋もやっている宿坊。住み込みで冬休みの間だけバイトをさせてもらった。単なるバイト以上の経験を色々とさせてもらった。酔いつぶれて、一日寝させてもらったことも。その上、フリーパスでスキーをさせてもらったりもした。「シルクロード」の喜多郎さんがここで結婚式を上げたので、たまにお蕎麦を食べにくるらしい。マネージャーさんに頼んだら、一緒に写してくれた。喜多郎さんの隣にいるのが、宿のご主人。ご主人は、サファリラリーにも出たことのあるラリーイストであり、多くのラリー族が宿にやってくる。彼らは昼間はスキーもせずただ寝続け、夜になると何台も連なって雪道へ出ていく。山道をドリフトしに行くのである。朝、駐車場には、フロントやリアのつぶれた車が並んでいるのである…。とまあ、その他色々な面白い人たちが来る宿である。翌年の冬休みも、ここでバイトさせてもらった。僕の顔を覚えてくれているお客もいた。
佐久教会にて
富士見にて/高木からの脱出訓練
佐久や諏訪、その他長野はあちこち足を運んでいるが、中でも長野市の印象が濃い。善光寺の8年に一度のご開帳の場にたまたま遭遇し、とてもきれいなスライド写真を撮った(そのフィルムは、今長野の教会のとある牧師先生の手元にあるはず)。1996年の夏は、富士見のパラグライダースクールに10回ほど通ったが、そのシーズンかぎりで挫折(なんせ遠いので朝6時に家を出て滅茶苦茶疲れ、また高速を使うのでお金がどんどん無くなるのだ)。長野は決して近くはないのだが、僕にとって身近に感じてしまう場所なのである。
★2001年4月追記:戸隠にお蕎麦を食べに行きました
戸隠にて
うちの嫁さんと、結婚する前に、長野の戸隠にお蕎麦を食べに行きました。久しぶりに、お店のご主人ともお話しできました。帰路、上田の嫁さんの友達夫妻の所に寄りました。そこで、夕飯をご馳走になりました。ありがとうございます。
★2019年4月3日追記:
岐阜県へ車で行った帰り道、中央高速の駒ケ岳SAに寄りました。南アルプスの山なみが見事です。
長野県:中部地方中央部の内陸県。県庁は、長野市。長野盆地を中心とするリンゴの生産は、青森についで2位。養蚕、林業も盛ん。精密機器・コンピューター関連の工業も発展している。火山、温泉、スキー場に富み、観光地も多い。面積13,585平方㎞。